国籍取得と同時に「別れる決意」...結婚前から離婚が目標?=韓国報道
国籍取得と同時に「別れる決意」...結婚前から離婚が目標?=韓国報道
韓国で昨年、韓国人男性と外国人女性の離婚件数は前年比わずかに減少したものの、韓国人男性とベトナム人女性の離婚は13年ぶりに最も大きく増加したことが分かった。結婚を通じて国籍を取得した後、離婚し、その後ベトナム男性と再婚するケースが相次ぎ、「国籍取得のための偽装結婚」論議が再び浮上している。

 25日、統計庁の「2024年婚姻統計」によると、韓国人・外国人夫婦の離婚は6000件で前年(6100件)に比べ100件、1.4%減少し、韓国人男性・外国人女性の離婚件数は4200件で前年と同じ水準だった。

 韓国人男性と外国人女性の離婚件数のうち、韓国人男性と中国人女性が1402件、33.2%で最も多かったが、前年比97件、6.5%減少した。一方、2位の韓国人男性とベトナム人女性は1215件で前年比93件、8.3%増加した。このような増加率は2011年(24.4%)以来、13年ぶりの最高値である。

 注目すべき点は、韓国国籍を取得したベトナム人女性の一部が離婚後、ベトナム人男性と再婚するケースが少なくないという点だ。昨年、韓国人女性とベトナム人男性間の婚姻件数は合計771件で前年より2.1%減少したが、そのうち94.4%の728件が再婚であることが分かった。初婚はわずか43件にとどまった。

 このような現象について統計庁は、韓国人男性の間で比較的若いベトナム女性に対する好意が高まり、国際結婚が続き、その結果、国籍を取得した後は離婚に至るケースも増えたとみている。現在、外国人が韓国国籍を取得するためには、婚姻状態で2年以上居住するか、婚姻3年経過後、1年以上韓国に住所を置く必要がある。

 一方、韓国人男性と日本人女性間の国際結婚も2015年以来の最大値を記録した。昨年、韓国人男性と日本人女性の婚姻件数は合計1176件で、2022年比40%も増加したことが分かった。日本製品不買運動などで縮小していた日韓間の民間交流が徐々に回復し、青年層を中心に結婚も増加したという分析だ。
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