韓国南東部の山火事　１８人死亡・１９人重軽傷＝２万７千人が避難

【ソウル聯合ニュース】韓国の中央災難（災害）安全対策本部は２６日、南東部の慶尚北道義城郡や安東市などで発生した大規模な山火事により同日午前９時までに１８人が死亡し、６人が重傷、１３人が軽傷を負ったと発表した。

　消火作業が行われている地域は慶尚北道の義城郡と安東市、慶尚南道の山清郡と河東郡、蔚山市蔚州郡の温陽邑と彦陽邑の６カ所で、１万７５３４ヘクタールの山林が山火事の影響を受けている。

　被害を受けた住宅や工場、寺院、文化財などは計２０９カ所に上った。

　被災者も大幅に増え、２万７０７９人が臨時避難所に避難した。このうち約１０００人は帰宅したが、まだ２万６０００人以上が避難所などにとどまっている。