ビットメックス(BitMEX)の共同創業者であるアーサー・ヘイズ(Arthur Hayes)は、24日(現地時間)Xを通じて、「ビットコインが7万6500ドルを再テストする前に11万ドルに達するだろう」とし米連邦準備制度理事会(FRB)が国債を対象に量的引き締め(QT)から量的緩和(QE)に転換していることを主な理由に挙げた。
また、「私が予測するのは、ビットコインの価格が11万ドルに達する可能性が7万6500ドルになるよりも大きいということだ」とし、「もし11万ドルに達すると、その時はもう振り返らないだろうし、25万ドルまで上昇するだろう」と付け加えた。
量的引き締め(QT)は、FRBが債券を売却したり、満期が到来した債券の収益を再投資せず、自己資産規模を縮小していく過程を意味し、量的緩和(QE)は、FRBが債券を購入して経済にお金を流し、金利を下げて消費と投資を促進する政策を意味する。
他のアナリストは、FRBが量的引き締めを減速させたが、まだ完全な量的緩和に移行していないことを指摘している。
Cryptoverseの創設者兼CEOであるベンジャミン・コーウェン(Benjamin Cowen)は、「量的引き締め(QT)は基本的に4月1日に終わっていない。 彼らはまだ毎月350億ドルが住宅ローン担保証券から出ている。ただ、QTのペースが600億ドルから400億ドルに減速しただけだ」と述べた。
しかし、他のアナリストはヘイズ氏の予測が実現する可能性を高く見ている。
ビットゲットリサーチのチーフアナリストであるライアン・リーは、「ビットコインが最近21日及び200日移動平均線を超え、強気のモメンタムが続いており、ヘイズ氏の見通しと一致する流れを示している。しかし、8万8000ドルの抵抗線が依然として大きな障害となっている」と述べた。
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