慶尚北道山火事、ヘリコプター・装備を分散配置し消火作業を再開=韓国
慶尚北道山火事、ヘリコプター・装備を分散配置し消火作業を再開=韓国
韓国慶尚北道一帯で山火事が発生してから6日目にあたる27日、消火作業が再開された。

 消防当局は、山火事がさらに拡大する中、装備と人員を現場に分散配置して消火に乗り出した。

 安東の河回村と兵山書院周辺には、この日からヘリコプターを投入し、山火事の拡散を阻止する方針だったが、気候的にヘリコプター投入が難しい状況だという。

 山林庁の関係者は「気象状況を見ると、午前中に投入するのは難しいと思われる」と伝えた。

 消防当局は26日、昼間にヘリコプター87台、人員5421人、装備656台を投入し、日没後からは人員3333人を投入して対応した。

 乾燥注意報が続いている慶尚北道にはこの日、5ミリメートル前後の雨が降ると予想されるが、火災が慶尚北道北東部に広がっており、安心することはできない。

 山林庁によると、前日午後7時現在、義城・安東を除いた清松・永陽・永徳の3カ所の山火事影響区域は1万6千19ヘクタールと集計された。
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