メキシコの仮想通貨取引所Bitsoが、イーサリアムレイヤー2ネットワークであるアービトラム(Arbitrum)でメキシコペソ(MXN)と1:1で連動されたステーブルコイン「MXNB」を発売する。

26日(現地時間)、Bitsoの企業顧客対象部門であるBitso Businessは同日公式声明を通じ、MXNBがビットソの新規子会社であるJunoによって発行及び管理されることを発表した。

「MXNBはメキシコペソで完全に担保され、1:1の比率でペソの準備金が維持される」と同社は述べている。

JunoはBitsoから独立して運営され、定期的な外部監査を通じて準備金を検証し、その内容をMXNBのウェブサイトに公開する予定である。

Bitso Businessのステーブルコイン責任者であるBen Reidは、MXNBの主な活用事例として、中南米経済における外国投資と貿易の活性化を挙げている。彼は「グローバル企業は、新しい市場で顧客を獲得し、国境を越えた決済を処理する過程で、高い仲介費用と非効率的な取引時間のような主要な金融問題に直面している」とし、「MXNBはこれを解決するより効率的な方法を提供するだろう」と説明した。
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