現代自動車の米国工場が完成、年産30万台・運搬に水素トラック=韓国報道
現代自動車の米国工場が完成、年産30万台・運搬に水素トラック=韓国報道
現代自動車グループが、2026年の米国進出40周年を前に、ジョージア州に建設していたスマートファクトリー「現代自動車グループ・メタプラント・アメリカ」(HMGMA)が完成したと発表した。

同グループは2005年竣工のアラバマ工場、2009年稼働の起亜ジョージア工場に続き、16年ぶりに米国に工場を新設したこととなる。

敷地面積は1176万平方メートル。シンガポール・グローバル革新センター(HMGICS)が実証・開発した製造プラットフォームをはじめ、部品メーカーの現代モービスや鉄鋼会社の現代製鉄といったグループ会社の技術力が集約されている。

年産能力は現時点で30万台だが、将来的に50万台まで増やす予定だ。電気自動車(EV)以外にもハイブリッド車(HV)の生産も行う。

プレスから塗装、組み立てに至る自動車生産工程の要所ごとに、革新的な技術を適用しているのが特徴だ。パネルのひび割れ検知システムやドアの自動着脱装置などを導入。効率的な生産を実現すると同時に、作業者の負担も減らす。

また水素燃料電池トラック21台で部品や完成車を運送するなど、水素モビリティも推進。水素事業ブランド「HTWO」を通じて、韓国内外での事業拡大に乗り出す。

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