サムスン電子がイタリア人産業デザイナーを起用、製品デザインを強化=韓国報道
サムスン電子がイタリア人産業デザイナーを起用、製品デザインを強化=韓国報道
サムスン電子が、世界的なイタリア人産業デザイナーであるマウロ・ポルチーニ氏をDX(デバイス・エクスペリエンス)部門のCDO(最高デザイン責任者)に起用した。外国人がデザイン部門を統括するのは、同社にとって初となる。

ポルチーニCDOは、ミラノ工科大学で産業デザインの学士号および修士号を取得。以降、オランダの医療機器大手ロイヤル・フィリップスの製品デザイナーや化学大手の米3M、米飲料大手ペプシコでCDOを歴任した。イタリアのデザインを世界に広めた功績を認められ、政府から「イタリア共和国功労勲章」も授与されている。

ポルチーニCDOは「サムスンで、1500人超の才能あるデザイナーや先見の明があるビジネスリーダー、優れた研究開発(R&D)チームと協力し、これまでの多様な経験を生かしたい」と述べた。

ポルチーニCDOの起用で、サムスン電子の製品デザインの向上が見込まれる。製品開発の初期段階からデザイナーが参加し、デザイン主導の開発体制を構築するとみられる。

サムスン電子は「ポルチーニCDOの合流を機に、モバイル機器やテレビ、生活家電など事業の全領域にわたりデザイン力を強化する計画」と述べた。
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