警察は憲法裁から半径150メートルの区間に車両の壁とフェンスを設置して一帯を「要塞化」しており、市民の通行量は減っている。一部の道路では通行規制が行われ、外国人観光客が警察官に迂回(うかい)路を案内される姿もみられた。
安国駅近くの郵便局やカフェには4日を臨時休業とする案内が掲示された。銀行の出入り口横の窓には近付けないようテープが貼られた。
周辺の店舗は、宣告当日に安国駅の全ての出入り口が封鎖され、憲法裁周辺の企業も在宅勤務を行うなど流動人口が減ることから休業を決めたと明らかにした。営業予定の店舗も、状況に応じて閉店時間を早めるとの立場だ。
安国駅の近くで飲食店を営む男性は「店を開けたくても開けられない状況だ。補償してもらえるかは分からない」と説明した。
同駅付近のカフェの店主は「宣告が午前なので営業はするが、状況がどう変わるか見守るつもりだ」と話した。
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