言葉を交わす古田氏(右)とSKワイバーンズのキム・ソングン監督=16日、ソウル(聯合)
言葉を交わす古田氏(右)とSKワイバーンズのキム・ソングン監督=16日、ソウル(聯合)
【ソウル17日聯合】日本プロ野球で名捕手として一時代を築いた古田敦也氏が、長年バッテリーを組み、現在は韓国プロ野球のウリ・ヒーローズに所属する高津臣吾投手に会うため韓国を訪れた。
 16日に斗山ベアーズ対SKワイバーンズ戦が行われた蚕室総合運動場野球場を訪れた古田氏は「高津の試合を見るため韓国に来た。北京五輪以降、韓国野球に関心が高まり、直接観戦したくなった」と話した。1988年のソウル五輪に日本代表で出場した古田氏は、当時は韓国野球を一段下に見ていたのは事実だが、今はそうではないとし「パワーとスピードではむしろ韓国が日本を凌いでいる」と、韓国野球を高く評価した。

 古田氏は1990年にヤクルトスワローズに入団。昨年の引退までは選手兼監督としてチームを率いた。高津投手も古田氏と同年にヤクルトに入団。1991年から15年近くにわたりバッテリーを組んだ。高津投手は日米野球界での活躍を経て、ことし6月に韓国の新球団、ウリ・ヒーローズと契約した。古田氏は17日にヒーローズの試合を観戦し、18日に帰国する。

Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0