3カ国外相は会談終了後に発表した共同声明で「挑発的行為、特に最近の台湾周辺での軍事訓練に対し憂慮を表し、不安定を加重させる行為の中断を促した」と表明した。挑発的行為の主体を明示しなかったが、中国軍が台湾周辺で1日から2日間実施した軍事演習への懸念を示したものとみられる。
また声明は米国、ロシア、ウクライナの対話継続を歓迎し、「国連憲章に合致する包括的かつ公正で恒久的な平和のために必須的な段階として包括的な休戦のための進展を督励した」と強調した。
北朝鮮とロシアの軍事協力の進展に深刻な懸念を表明するとともに、国連安全保障理事会決議に基づく北朝鮮の完全な非核化に対する確固たる意志を再確認。対北朝鮮制裁の維持・強化の必要性を強調した。
北朝鮮による拉致被害者、抑留者、韓国軍捕虜の問題や離散家族問題の解決に向けた意志も改めて強調した。
日米外相は、10月末から韓国・慶州で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が成功裏に開催され、成果が導きだされるよう準備に取り組む韓国の努力を支持した。
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