大統領の罷免の是非を判断する弾劾審判の宣告が行われるまで、大統領室の一部には棄却や却下を期待する声もあったが、罷免が認められると言葉を失った。
大統領室の関係者らはこの日も出勤してテレビで生中継された宣告の様子を見守った。尹氏もソウル・漢南洞の公邸で宣告を見たという。
午前11時20分すぎに文炯培(ムン・ヒョンベ)憲法裁所長権限代行が宣告の主文を読み上げると、大統領室のあちこちからため息が漏れた。
一部参謀は前日まで裁判官8人中3人または4人が罷免に反対するとの見方を示していたが、憲法裁が裁判官全員一致で罷免を認め、大統領室には衝撃が広がった。
ある関係者は予想外の決定に対し「言葉が出ない。これからどうすればよいか分からない」と話した。
尹氏の復帰に備え、大統領室は業務報告や閣議の召集、国家安全保障会議(NSC)の開催などのシナリオを準備していたという。
大統領室は罷免の決定に対し立場を示しておらず、参謀陣の大半はメディアの取材に応じず沈黙を守っている。
尹氏が弾劾審判の結果について「降伏宣言」を含むメッセージを発信するかも注目される。
罷免されたことで、尹氏は近く大統領公邸を離れて瑞草洞の自宅に移る見通しだが、身辺整理や自宅の整備などのために数日間公邸にとどまる可能性もある。
朴槿恵(パク・クネ)元大統領の場合は、罷免が認められた2日後に公邸を出て三成洞の自宅に戻った。
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