米AP通信は、尹大統領が立法の膠着状態を打開しようと戒厳を宣言し、国会に軍隊を送り国を混乱に陥れてから4カ月で罷免されたとし、「決定は(裁判官の)全員一致だった」と伝えた。
英ロイター通信も「韓国の憲法裁判所が尹大統領を罷免した」とし「韓国にこの数十年で最悪の政治的危機を触発させた戒厳令宣布と関連し、国会の弾劾を認めた」と報じた。
仏AFP通信も「憲法裁判所が尹大統領の弾劾を認め、尹氏の職位を剥奪した」とし「尹大統領は2017年の朴槿恵(パク・クネ)元大統領に続き、弾劾された2人目の大統領になった」と伝えた。
米紙ニューヨーク・タイムズは「韓国の裁判所が全員一致で尹大統領を罷免することを決めた」とし、「米国の重要な同盟国が民主主義の安全装置の試験を終え、新たなリーダーを選出する道が開かれた」と報道した。
米紙ワシントン・ポストは「国民の抵抗と国会の採決に続き司法も民主化以降、初めて行われた尹大統領の戒厳宣言を拒否する意思を表明した」と解説した。
英紙ガーディアンは「尹大統領の戒厳宣言に触発された恐怖が罷免で解消された」とし「この歴史的な決定は韓国の民主主義が進む過程で重要な瞬間として記憶されるだろう」と指摘した。
海外メディアは罷免賛成派、反対派のそれぞれの反応についても報じた。
英BBCは憲法裁の決定を受け、尹大統領支持者と罷免賛成派は相反する反応を示したとし、警察が暴力的なデモに備えていると伝えた。
また2017年の当時の朴槿恵大統領の弾劾裁判では、罷免決定を受けて起きた支持者らによるデモで4人が死亡したと紹介した。
ガーディアンやニューヨーク・タイムズなども憲法裁周辺に少なくとも1万4000人の警察が配置されているなどと報じた。
ただ各メディアは尹大統領の罷免が決まったものの、韓国の政治的混乱は容易には解消しないとの見通しを示した。
Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40