国務調整室によると、韓氏は「政治的な混乱の中で国民の信頼を回復する最も重要な鍵は公正かつ透明な選挙管理」として、「現時点で大統領選をしっかり行うことが何よりも重要だ」と述べた。また、「今回の選挙は単に新しい大統領を選出することを超え、韓国の未来と国民統合のための重要なきっかけになる」とし、「政府も積極的に協力し、すべての国民が信頼できる選挙になるよう徹底的に点検し管理する」と述べた。
盧氏は「公正な選挙管理を滞りなく進めていく」と応じた。
次期大統領選の投開票日を指定する案件は今月8日に予定されている閣議で上程される可能性が高い。
公職選挙法によると、大統領権限代行は投開票日の50日前までに大統領選の期日を公表しなければならない。韓氏は今月14日までには投開票日を指定する必要がある。
大統領の罷免が決まれば60日以内に大統領選を実施することになっている。このため、6月3日までには大統領選が行われる見通しだ。
政府と政党が選挙の準備と選挙運動のため最大限時間を確保する必要があることから、投開票日は6月3日に決まる可能性が高い。朴槿恵(パク・クネ)元大統領が罷免された際も罷免から60日後に大統領選が実施された。
Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40