尹前大統領の罷免を受け、鄭鎮碩(チョン・ジンソク)大統領秘書室長や申源湜(シン・ウォンシク)国家安保室長ら大統領室の首席秘書官以上の高官15人が辞表を提出していた。
国務調整室は「経済や安全保障などが厳しい状況で国政の空白が生じないようにし、喫緊の業務を遂行できるようにするため」と説明した。
大統領室高官らは大統領代行を補佐し、約2カ月間、次期大統領選の管理や政権引き継ぎのため業務を続けるとみられる。
一方、韓氏はこの日閣僚懇談会を開き、「残りの時間、国政に空白がないよう、任された業務に全力を尽くしてほしい」とし、「トランプ米政権が発表した相互関税への対応、(尹前大統領の罷免に関する)大規模な集会を巡る治安秩序など、懸案の解決に全力を尽くしてほしい」と指示した。
政府高官は「閣僚が一斉に辞意を表明する可能性は少ない」と述べた。
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