7日オンライン上には、「ムン・ヒョンベ憲法裁判官の財産が少ない理由」というタイトルの文章とともに、2019年4月9日に憲法裁判官の候補者だったムン代行に対する国会法制司法委員会の人事聴聞会の場面が記録された映像が共有されている。
この文章の作成者は、「別の憲法裁判官らの財産は平均20億ウォン(約2億円)だが、ムン・ヒョンベ裁判官の財産が4億ウォン(約4000万円)に満たない理由は平均人の暮らしから外れないという決心のため」とし、「『尊敬する裁判官』という言葉が自然と出てくる」と記した。
公開された映像の中には「共に民主党」のペク・ヘリョン議員がムン代行に、「憲法裁判官らの財産が平均20億ウォンほどなのに、候補者の財産は6億7545万ウォン(約6700万円)だ」とし、「27年間裁判官生活をしてきたのに、あまりにも少ないのではないか」と問う様子が映っている。
これに対しムン代行は、「結婚するときに決心したことがある。平均人の暮らしから外れてはいけないと考えた」とし、「最近の統計を見たが、韓国の世帯当たりの平均財産は3億ウォン(約3000万円)余りのようだ。私の財産は4億ウォンに少し及ばない」と答えた。
また、「6億7000万ウォンは父親の財産が含まれたもので、私の財産は4億ウォンに少し及ばない」とし、「平均財産を少し超えたようで反省している」と付け加えた。
これを受け、ペク議員は「聴聞会をするわれわれがむしろ申し訳ない気持ちになる」とし、きまりが悪い様子を見せた。
ムン代行は、「公職生活が終わっても営利のための弁護士活動をしない」と付け加えた。そして、公職者の最も重要な徳目を問う質問には、「謙虚さ」とも答えた。
この掲示物はきょう午前10時基準で再生数71万回を記録した。映像を見たネットユーザーらは、「立派なマインド」、「所信のある生き方」、「清廉さに尊敬する」などの反応を見せた。
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