ハナ銀行本店のディーリングルームのモニターに表示されたKOSPIの終値=7日、ソウル(聯合ニュース)
ハナ銀行本店のディーリングルームのモニターに表示されたKOSPIの終値=7日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】週明け7日の韓国株式市場で、総合株価指数(KOSPI)は米トランプ政権が発表した相互関税の影響で急落した。終値は前営業日比137.22ポイント(5.57%)安の2328.20。

 KOSPIはこの日、前営業日比106.17ポイント(4.31%)安の2359.25で寄り付いた後、KOSPI先物が急落し、韓国取引所は午前9時12分にプログラム売り呼び値の効力を5分間停止する「サイドカー」を発動した。サイドカーが発動されたのは昨年8月5日の急落時と翌6日の急騰時に発動されて以来。サイドカーはKOSPI200先物価格が前日終値に比べ5%以上騰落し、その状態が1分間継続した場合に発動される。

 新興企業向け株式市場コスダックの指数は前営業日比36.09ポイント(5.25%)安の651.30で取引を終えた。

 また、この日のソウル外国為替市場で韓国通貨ウォンの対円の為替レートは日中の終値(午後3時半時点)で前営業日比26.39ウォン安の100円=1008.21ウォンを記録し、2022年3月22日(1011.75ウォン)以来約3年ぶりのウォン安・円高となった。100円=1000ウォンを超えたのは23年4月27日(1000.26ウォン)以来約2年ぶり。

 同時刻のウォンの対ドルレートは前営業日比33.7ウォン安の1ドル=1467.8ウォンで、下落幅は新型コロナウイルス禍の20年3月19日(40.0ウォン)以来約5年ぶりの大きさとなった。


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