韓国のカプセルコーヒー市場は、費用対効果の良さなどを背景に4000億ウォン(約403億2676万円)台まで成長した。しかし昨今のコーヒー豆の高騰でカプセルコーヒーの価格が上昇し、自宅でコーヒーを楽しむ「ホームカフェ」の人気も下がっている。
一方、コンビニエンスストアはコーヒーの価格を大幅に引き下げ、消費者の囲い込みを行う。
「GS25」は3月から、自社コーヒーブランド「カフェ25」の「ホットアメリカーノ」(Mサイズ)を、既存の1300ウォン(約131円)から1000ウォン(約100円)へと23%引き下げた。3月の1か月間でホットアメリカーノ(M)の売り上げは、前月比44.4%、前年同月比18.2%、それぞれ増加。リピート率も前年同月比13.6%増えている。
「セブンイレブン」も需要がもっとも高い出勤時間の午前7~11時、コーヒーを半額で提供している。電子決済「カカオペイマネー」で決済すると「セブンカフェ・アイス・レギュラー」が900ウォン(約90円)となる。
業界の関係者は「カプセルコーヒーの需要を、コンビニコーヒーが吸収している状態」と分析している。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 101