ハン・ドクス(韓悳洙)大統領権限代行兼首相が8日の午前に開かれる閣議で、第21代大統領の選挙日を確定・発表する。ユン・ソギョル(尹錫悦)前大統領の罷免にともない行われる大統領選挙に立候補する公職者は、来月の4日までに公職から退かなければならない。

韓国政府はこの日閣議を開き、大統領選挙日の確定についての案件を審議し確定・発表する予定だ。まだ大統領の選挙日は確定していないが、これに先立ち、韓権限代行はノ・テアク中央選挙管理委員長との電話インタビューで、6月3日に大統領選挙を行うことで大筋のコンセンサスが得られているため、特別な事情がない限り、同日に大統領選挙を行うことが確定するものとみられる。

通常、大統領の選挙日は水曜日に行われると規定されている。しかし、大統領が罷免された際に行われる大統領選挙の場合、曜日に関する規定がなく、大統領の空席が発生した時点から60日以内に行うよう、公正選挙法に明示されている。尹前大統領の罷免日から起算して60日目になる日は6月3日(火曜日)だ。

過去にパク・クネ(朴槿恵)元大統領が罷免された当時も、次期大統領選挙は弾劾審判宣告(2017年3月10日)から法定期限の60日を満了した2017年5月9日(火曜日)に決まった。突然の大統領の失職により大統領選挙が行われるようになったため、候補者の検証に必要な時間を最大限確保するために取られた措置だった。

この日の閣議で大統領の選挙日が6月3日に確定すれば、候補者の登録申請日は選挙日から24日前の5月10から11日、公式の選挙運動期間は5月12日から選挙日前日の6月2日までだ。選挙に立候補する公職者は、選挙日から30日前の5月4日までに公職から退かなければならない。ただし、国会議員の場合は特別な規定がない。事前投票の場合、選挙日から5日前の5月29日から30日までの2日間行われるものとみられる。

第21代大統領に当選する者は、当選の確定とともにただちに任期が始まる。当選者の身分で主要な閣僚を指名し、大統領職引継委員会は構成されない。
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