気候変動で頻発する冠水により、特殊コンクリートのニーズが高まっている。工事現場ではこれまで、雨の日にコンクリートを打設することは禁止されていた。雨水がコンクリートに混ざると、強度や耐久性、品質が低下するためだ。
一方、ブルーコン・レインOKの場合、1時間あたり5ミリメートル以下の雨の中でも共同住宅などに打設し、確かな強度を確認した実績を持つ。このため、同特殊コンクリートの活用で工期を短縮することが可能だ。
サムピョ産業以外にも、同業のユジン企業は4月中に、また同ソンシンレミコンも上半期に、それぞれ同様の製品を発売する予定であるなど、他社も同様の製品の商用化を急ぐ。
特殊コンクリートは一般的な製品に比べ約20~30%高価格だが、変動が激しい気候に関係なく打設が可能であるため、市場は成長を続けている。実際、あるコンクリートメーカーによる冬用の特殊コンクリートの2024年における販売量は、初めて同製品を発売した2017年に比べ5332.6%増えたという。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 101