国務調整室によると韓氏は米新政権でも韓国の外交・安全保障の根幹である韓米同盟関係がさらに拡大・強化されることに期待を示した。また、造船と液化天然ガス(LNG)、貿易均衡の3分野で米国と協力を深化する意向を強調した。
両氏は双方が「ウィンウィン」となる方策を見いだせるよう、貿易均衡をはじめとする経済協力分野で建設的な閣僚級協議を続けていくことで合意した。
北朝鮮の非核化については韓氏が「韓米両国と国際社会の意志が北の核保有の意志より強力であることを明確に認識できるよう連携していくことを希望する」と述べた。
両氏はまた、韓米同盟に対する明確な公約を再確認し、持続的発展に向け意見交換した。北朝鮮政策に関し緊密に連携していくことも確認した。
韓米日3カ国協力が域内の平和と安定、繁栄にとって重要だとの認識を共有し、3カ国協力を持続的に発展させることでも一致した。
今年1月のトランプ氏の就任から78日での両国首脳の対話の実現となった。また、両国首脳レベルの対話は5カ月ぶりとなる。トランプ氏は米大統領選で再選が決まった直後の昨年11月7日、当時の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と電話で12分間会談した。トランプ氏と尹氏は近いうちに会談の機会を持つ方針で合意していたが、尹氏が同年12月に「非常戒厳」を宣言し、弾劾・罷免されたことで韓米首脳の意思疎通は中断していた。
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