金氏は元官僚で経済副首相兼企画財政部長官などを務めた。尹氏が当選した2022年の大統領選に立候補したが、「共に民主党」の公認候補だった李在明(イ・ジェミョン)氏との一本化に合意し、候補を辞退した。金氏は李氏と距離を置く「非李在明派」とされる。同派で大統領選への出馬を表明したのは金斗官(キム・ドゥグァン)前国会議員に続き2人目となる。
金氏は会見で、「今回の大統領選は韓国が過去に戻るか、未来に進むかを決める選挙になる」とし、「政権交代だけではいけない。政権交代、それ以上の交代が必要だ」と訴えた。
金氏は公約として、大統領任期を1期5年限りとする現行制度から任期4年で再選可能な制度に改め、4年に1度の総選挙と大統領選の選挙周期を合わせるため次期大統領の任期を3年に短縮することや、検察改革などの「既得権改革」、10カ所の大企業都市建設や減税中止などを掲げた。
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