トス・ダイソー・オリーブヤング・ムシンサがECで躍進、実店舗の集客力土台に=韓国
トス・ダイソー・オリーブヤング・ムシンサがECで躍進、実店舗の集客力土台に=韓国
金融アプリ「トス」は昨今、電子商取引(Eコマース、EC)事業を育成中だ。同社は2023年3月、アプリで共同購入サービスを開始。2024年における加入者数は2800万人、月間アクティブユーザー(MAU)数は2480万人に上っている。

均一価格店「ダイソー」は2024年「ダイソーモール」と「ショップ・ダイソー」を統合し、即日配送サービスを導入。2024年12月時点のMAUは、前年同期比81%増で過去最大となる335万を記録した。

ヘルス・ビューティストアの「オリーブヤング」は「オリーブヤングモール」で注文すれば、3時間以内に実店舗で受け取りできる「オヌルドリーム」を全面に打ち出す。2023年におけるオンライン店舗の売り上げは1兆ウォン(約1002億4730万円)を突破した。

オンラインファッションコミュニティから出発した「ムシンサ」は、2024年の取引額が4兆5000億ウォン(約1002億4730万円)超に達した。オンラインの品揃えを充実させたことが奏功した。

4社の共通点は、独自の本業の競争力を構築した後、ECに進出している点だ。これにより消費者を自然にECへと集めることができる。また本業でしっかりとした収益を確保している点も共通している。
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