盧泰嶽・中央選挙管理委員長=(聯合ニュース)
盧泰嶽・中央選挙管理委員長=(聯合ニュース)
◇中央選管委員長 大統領選「厳正かつ公正に管理」

 中央選挙管理委員会の盧泰嶽(ノ・テアク)委員長は9日、尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の罷免に伴い6月3日に実施される大統領選について「厳しい状況の中で行われる選挙の意味を重く認識し、憲法によって付与された責務を全うし厳正かつ公正に管理する」と表明した。また、約3000人の選管委職員と30万人以上の事務員、政党・候補者が推薦する約10万人の立会人が投開票を監視するとして「一部で主張されるような不正選挙は発生し得ない。小さなミスや誤りが発生する可能性はあるが、不正選挙につながることはない」と強調した。

◇米が相互関税発動 韓国は25%

 トランプ米大統領が米国の慢性的な貿易赤字を解消するため貿易相手国に課すと発表した相互関税が発動した。これにより、韓国から米国に輸出される全ての品物には25%の関税が課されることになり、輸出中心の経済体制で米国市場への依存度が高い韓国への打撃は不可避となった。韓国をはじめ中国、日本、欧州連合(EU)など米国の主要貿易相手国に対する「関税爆弾」が現実のものとなり、世界経済の混乱と危機感がさらに高まっている。

◇サムスントップ 日本訪問終え帰国

 サムスングループの経営トップ、李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子会長が8日間の日本出張を終えて帰国した。ソウル・金浦ビジネス航空センターに到着した李氏は、出張の感想を問う報道陣の質問に答えることなくその場を離れた。李氏は今回の出張で日本国内における同グループの協力会社の集まり「LJF」に所属する半導体・ディスプレー企業などの関係者と会ったほか、日本の現地法人や販売店などを回ったとみられる。

◇高齢者は「70.2歳」から 88%が定年延長に同意

 ソウル市が市民5000人を対象に「何歳からが高齢者か」を尋ねた調査で、回答者の平均は「70.2歳」からだった。年齢で区切った選択肢から選ぶ形式では「70~74歳」が51.7%で最も多く、「75歳以上」(23.3%)、「65~69歳」(18.1%)、「60~64歳」(6.6%)、「60歳未満」(0.3%)の順だった。回答者の年齢層でみると、65歳未満は69.8歳以上、65歳以上は72.3歳以上を高齢者の基準年齢に挙げ、年齢が高いほど高齢者の年齢基準も高くなることが分かった。高齢化による定年延長には87.8%が同意した。


Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40