韓大統領代行は、ゲーム理論を引き合いに出し「個々の主体が利己的な選択を繰り返せば、一時的には利を得るように見えても、最終的には皆が損失を被る場合が多い」と指摘。その上で「問題解決の最善の道は、冷静に相手との対話を通じて、相互の利益を確保できる方策を粘り強く探ることだ」と強調した。「グローバル自由貿易は終焉を迎えたとの見方もあるが、私はそうは考えない」とも述べた。
楽観的な見解の根拠を問われる可能性に触れ、「『楽観の力』なしに、いかなる問題が解決できるだろうか」と反論した。
韓大統領代行は前日、米CNNのインタビューとトランプ大統領との電話会談が重なった際、執務室で幹部とキンパ(韓国風のり巻き)を食べながら対応を協議・準備したと説明。「幸い、インタビューと首脳間の電話会談も相手国の反応は良好だった」と述べた。
今後の交渉については「長く困難な道のりが待ち受けている」との認識を示し、「全身全霊で臨む」と決意を表明した。
一方、韓大統領代行は前日午後4時からCNNのインタビューに臨み、同日午後9時からはトランプ米大統領と約30分間の電話会談を行った。
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