李氏は「本当の韓国をつくる」として、「K(韓国)イニシアチブ」という国のビジョンを掲げ、「韓国国民の素晴らしい道具、最高の道具になりたい」と訴えた。そのうえで、「『Kカルチャー』に加え、ろうそく革命、無血の平和革命により権力を引きずり下ろした、世界の歴史にない『K民主主義』を示した」とし、「これを『Kイニシアチブ』と通称したい」と表明。「規模は小さいがソフトパワーの側面で世界をさまざまな領域でリードする国を必ずつくりたい」と強調した。
国政の最優先目標としては経済成長を示し、「韓国経済はさまざまな面で四面楚歌のような状態」として、「政府の役割が重要だが、この3年間、政府は経済を放置した」と尹前政権を批判した。また、「政府が推進する人材育成、大々的な技術、研究・開発投資で生き残ることができる」とし、「食べていく問題が最も重要だ」と訴えた。
外交分野については、「韓米同盟も重要であり、韓米日の協力関係も重要だが、一貫した原則は『韓国の国益最優先』」とし、「競争する領域では競争し、協力する領域では協力し、対立がある領域では調整する」との方針を明らかにした。
目標達成の方法としては、実用主義と迅速性を挙げた。「赤か青かではなく、どちらがより有用で必要かが最高の基準になるべきだ」と主張した。
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