白頭山(朝鮮中央テレビより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
白頭山(朝鮮中央テレビより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【パリ聯合ニュース】パリで開催中の国連教育科学文化機関(ユネスコ)執行委員会は10日(現地時間)、貴重な地形や地質を有する自然公園である「世界ジオパーク」として、北朝鮮北部の白頭山地域を認定した。

 白頭山は中朝国境に位置しており、中国側は昨年認定を受けた。これで白頭山全体が世界ジオパークに認定されたことになる。

 北朝鮮での世界ジオパーク認定は初めて。

 白頭山を故金日成(キム・イルソン)主席が抗日活動の拠点とした「革命の聖地」と位置付けている北朝鮮は2019年にユネスコに申請書を提出した。ただ、新型コロナウイルス流行を受けて国境を封鎖したことで専門家の現地調査が遅れたため、20年に申請した中国が先に認定を受けていた。

 ユネスコ執行委員会はまた、韓国中部の丹陽と南東部の慶尚北道東海岸の地質公園も世界ジオパークに認定した。これにより韓国内で世界ジオパークに登録された地域は7カ所となった。

 世界ジオパークは4年に1回、再認定の審査を受ける。


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