「マーティン・キム」が渋谷に日本1号店を開業、限定商品も販売＝韓国

電子商取引（EC）ファッションモールを展開するムシンサが4月24日、ファッション事業を展開するハゴハウスが運営するブランド「マーティン・キム」の店舗を、日本に初めて開設すると発表した。

東京・渋谷の「MIYASHITA PARK」に開業する。売り場面積は約125平方メートル。渋谷店は、ムシンサが韓国のファッショブランドの公式パートナーとして海外店舗を開設する初の事例となる。

ムシンサの海外向けオンラインショップ「グローバル・ストア」と、大阪市でポップアップストアを開設した際に顧客から好評だった人気商品をはじめ、2025年春・夏シーズンの新商品も取り扱う。渋谷店限定商品として、ロゴ入りのクロップ丈Tシャツのほか、マーティン・キムのハイブランドライン「キムマーティン」商品も販売する。

来店客が同ブランドの独創性を体感できるよう、アートとのコラボレーションも実施。織物の多様なテクスチャーとレイヤーを活用し森を造形するスタジオ「ファイブコンマ」のインスタレーションを展示する。

ムシンサの関係者は「『マーティン・キム』は1～3月期、日本での取引額が前年比3倍以上成長した。渋谷店を皮切りに、追加の店舗開設も検討していく」と述べた。