デジタルサイネージで好調のSKブロードバンド、AI融合の技術も好評=韓国
デジタルサイネージで好調のSKブロードバンド、AI融合の技術も好評=韓国
通信事業者のSKブロードバンド(SKB)によると、同社デジタルサイネージソリューション「B tv On Ad」の売上高が2021年以降、2倍以上成長した。

同社は、固定回線ネットワークと、セットトップボックス(STB)を使用するインターネット・プロトコル・テレビ(IPTV)で蓄積したノウハウを、同社の独自サービス「コネクティビティ・ティスプレー」に拡大したサービスを主力事業とする。コネクティビティ・ティスプレーは、ネットワークとクラウドを活用し、コンテンツを表示するデジタルサイネージだ。

電子製品のサービスセンターなど、全国の多数の小売店にデジタルサイネージを設置し、2024年まで年平均成長率(CAGR)が100%を達成。サムスン電子との協力でディスプレー提供を受け、既存の通信関連の維持・補修人材を活用して全国に対応するサービス網を持つ点が強みだ。

最近ではB tv On Adに人工知能(AI)を適用。広告の効果を科学的に測定し、データ分析を通じた最適の広告手法を提示することで、売り上げ向上に寄与する。

SKBの関係者は「当社はIPTV用STBの開発・運営と、コンテンツ・デリバリー・ネットワーク(CDN)、SKテレコムが保有するメディア用AI技術を活用し、小売店向けメディア市場を拡大していく」と話している。
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