14日、韓国法曹界によると、テジョン(大田)地裁刑事9単独部(コ・ヨンシク判事)は、飲酒運転およびひき逃げ、危険運転致傷の容疑で起訴されたA被告(31)に、懲役8年を言い渡した。
A被告は昨年8月13日午前2時ごろ、ユソン区ボンミョン(鳳明)洞のある道路で、SUVを飲酒状態(血中アルコール濃度0.135%)で法廷速度を超えるスピードで運転し、横断歩道を渡っていたBさん(26)をはね死亡させた容疑で起訴された。
A被告はチュンチョンナムド(忠清南道)ノンサン(論山)から大田まで約40キロを運転し、法定速度(時速50キロ)を大幅に超える時速133キロで赤信号も無視して走行していたことが調査で明らかになった。
事故当時、車両にはA被告と外国人労働者など2人が乗っていたが、彼らは警察の取り調べで全員が運転を否定し、捜査を混乱させた。しかし、警察は車内の遺留物の鑑定やドライブレコーダー、防犯カメラの映像などをもとにA被告が運転者であると特定し、検察に送致した。
裁判所は、A被告がパニック障害を患っている点は認めたが「自身では運転しておらず代行運転手が運転していた」という主張は受け入れなかった。
裁判所は「救護などの措置義務や身元の提供義務をすべて怠っており、被害者遺族が厳罰を求めている」として、量刑の理由を明らかにした。
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