劉相任長官(科学技術情報通信部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
劉相任長官(科学技術情報通信部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の劉相任(ユ・サンイム)科学技術情報通信部長官は15日の国会の対政府質疑で、米エネルギー省が安全保障や核不拡散などで特別に注意が必要な「センシティブ国」リストに韓国を含めたことについて「早期に解除されるよう努力しなければならない」と述べた。

 劉氏は「(センシティブ国のリストに含まれたことで)エネルギー省傘下の17の研究所を訪問するためには45日前に許可を得なければならない。(韓国は)センシティブ国のうち最も低いカテゴリーではあるが、自由な出入りが制限されるという不便がある」と説明した。

 センシティブ国に指定された理由に関連しては「今も正確な原因は分からない。米国も発表していない」とし「過去十数年間、エネルギー省傘下の研究所だけでなく、米国内の研究所に韓国人が2000人余り入った。(韓国人の)高級人材が大幅に増え、やや敏感な事案になったのではないかと思う」と推測した。

 センシティブ国指定解除に向けた具体的な方策については「わが国も(研究セキュリティーを)強化し、米国に不便を与えたのであれば(その不便を)緩和すれば大きく役立つだろう」との考えを示した。


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