2月16日の故金正日総書記の生誕記念日に錦繍山太陽宮殿を訪れた朝鮮労働党幹部ら=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
2月16日の故金正日総書記の生誕記念日に錦繍山太陽宮殿を訪れた朝鮮労働党幹部ら=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が故金日成(キム・イルソン)主席の生誕記念日「太陽節」(4月15日)に同氏らの遺体が安置されている錦繍山太陽宮殿を訪問しなかったもようだ。2023年から3年連続で訪問しなかったことになる。

 朝鮮中央通信は16日、朝鮮労働党の幹部らが15日に錦繍山太陽宮殿を訪れたと報じた。金氏の出席については言及しなかった。

 金氏は最高指導者となった2012年から太陽節に幹部らと共に錦繍山太陽宮殿を訪問したが、新型コロナウイルスが拡大した20年には訪れなかった。21年と22年は妻の李雪主(リ・ソルジュ)氏らと訪問したが、23年からは訪問していない。

 金氏は過去、太陽節や故金正日(キム・ジョンイル)総書記の生誕記念日、党創建記念日など重要記念日に錦繍山太陽宮殿を訪れたが、ここ数年は訪問回数が大きく減っている。金氏自身の地位を高め、先代指導者の偶像化を弱めようとしているとの見方がある。


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