16日、江南区庁によると、この日午後4時40分ごろ、ソウル市江南区シンサドン(新沙洞)の狎鴎亭駅付近で「道路が陥没した」との通報が消防当局に寄せられた。
事故が発生した場所は、工事現場ではなく通常の道路で、地面が約5〜10センチメートル程度沈下していたことが確認された。
昨冬、この地域では掘削工事が行われており、地盤の締固めが不十分だったため道路が沈下した可能性が提起されている。下水道管の破損など、他の原因も排除せず、原因分析を進める方針だ。
江南区庁関係者は「現場に補修班が出動し、確認および補修作業を行っている。現在は道路を通行止めにしている」と述べた。
この日、ソウル市城北区のトルゴジ駅付近でも道路陥没の通報があった。通報を受けて消防隊員約10人と警察官6人が出動した。しかし、舗装道路がやや沈んでいる程度で、本格的な道路陥没現象ではないと判断され、その部分について部分的な補修を行う方針だ。
一方、前日午後8時ごろ、インチョン(仁川)市プピョン(富平)区の富平駅前の横断歩道で、直径5メートル深さ10センチの地盤沈下が発生するなど、全国的に道路陥没の不安が続いている。この日の事故による人的被害はなかったが、道路の通行には時間がかかる見込みだ。仁川市では地下通路の建設過程で上部の土が冬の寒さで凍結し、気温の上昇とともに溶けて一部が沈下したとみて、精密な診断を行う計画だ。
これに先立ち、先月24日にはミョンイルドン(明逸洞)のテミョン小学校交差点前で大規模な陥没事故が発生し、今月13日にはプサン(釜山)市では横5メートル縦3メートル深さ4.5メートルの道路陥没が発生した。同日、ソウル市マポ(麻浦)区アヒョンドン(阿峴洞)のエオゲ駅2番出口前でも、直径40センチ深さ1.3メートルの地盤沈下が起きた。今月11日には、キョンギド‘(京畿道)クァンミョン(光明)市の新安山線トンネル補強工事現場で道路が崩壊した。
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