中国、3月の社会消費財小売総額は前年比5.9％増＝中国報道

中国の3月の社会消費財小売総額は、前年同月比5.9％増の4兆940億元（約80兆円）となった。そのうち、自動車を除いた消費財の小売売上高は6.0％増の3兆6610億元（約71兆円）だった。

ことし1-3月の社会消費財小売総額は、前年同期比4.6％増の12兆4671億元（約243兆円）。うち、自動車を除いた消費財の小売売上高は、5.1％増の11兆3434億元（約221兆円）だった。

事業所の所在地別では、3月は都市部が6.0％増の3兆5595億元（約70兆円）、農村部が5.3％増の5345億元（約10兆円）。1-3月は都市部が4.5％増の10兆8057億元（約211兆円）で、農村部が4.9％増の1兆6614億元（約32兆円）となっている。

消費の内訳をみると、3月は商品小売販売額が5.9％増の3兆6705億元（約72兆円）、飲食店収入が5.6％増の4235億元（約8兆円）。1-3月は商品小売販売額が4.6％増の11兆644億元（約216兆円）、飲食店収入が4.7％増の1兆4027億元（約32兆円）だった。

一方、1-3月の全国オンライン小売売上高は7.9％増加の3兆6242億元（約71兆円）にのぼった。うち、実物商品が5.7％増の2兆9948億元（約58兆円）で、社会消費財小売総額の24.0％を占めた。実物商品のオンライン小売売上高のうち、食品が14.0％、衣料品が5.6％、それぞれ増加した。日用品が0.1％下落した。