ソウル西部地裁は17日、道路交通法上飲酒運転および公衆衛生管理法違反などの容疑で起訴されたムン容疑者に罰金1500万ウォン(約151万円)を宣告した。
裁判所は「被告人が飲酒運転をし、また3か所で申告せずに宿泊業を運営した罪質は軽くない」とし「血中アルコール濃度もその数値が高く、宿泊業の運営期間が長期間で売上額が多額であるというのは不利な点だ」と指摘した。
つづけて「ただ、被告人は過ちを認め深く反省しているようだ」とし「この事件以前に刑事処罰を受けた前歴がない点などを考慮した」として、量刑の理由を説明した。
一方、検察はソウル西部地裁の審理により先月開かれたムン容疑者の初公判で「懲役1年の刑を下してほしい」と要請していた。
ムン容疑者は宣告直後、取材陣からの質問に答えることなく裁判所を去った。
ムン容疑者は昨年10月5日ソウル市ヨンサン(龍山)区イテウォン(梨泰院)のホテル前で、泥酔の状態で車を運転して車線を変更したところ、後続のタクシーとぶつかった容疑(道路交通法上飲酒運転)を受けていた。
事故当時の血中アルコール濃度は、免許取り消し基準(0.08%)を超える0.149%であった。
また、ソウル市ヨンドゥンポ(永登浦)のオフェステルおよびビラとチェジュ(済州)市の一戸建て住宅を不法宿泊業所として運営し、5年間に1億3600万ウォン(約1368万円)の収益を得た容疑も受けていた。
ムン容疑者は初公判で「過ちを全て認め、深く悔いている」とし「私のせいで被害を受けた被害者の方々に心からお詫び申し上げる」として、善処を訴えていた。
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