KPGAツアーデビュー戦1Rで首位と3打差で好調の出だしを見せた和田章太郎(写真:KPGA)
KPGAツアーデビュー戦1Rで首位と3打差で好調の出だしを見せた和田章太郎(写真:KPGA)
日本のプロゴルファーとしては初めてKPGA(韓国プロゴルフ協会)ツアーのQTを通じてKPGAツアーシードを獲得した選手がいる。

それは和田章太郎(29)。和田章太郎は昨年「KPGAツアーQT」33位タイで2025シーズンKPGAツアーシードを確保した。

和田章太郎は17日からカンウォンド(江原道)チュンチョン(春川)市のLavie estbelle golf & resortで開催の「第20回DB損害保険PROMY OPEN」(賞金総額10億ウォン/約1億円)第1ラウンドで首位に3打差の20位タイという好調な出だしを見せた。

和田章太郎は福岡県出身で、9歳の時にゴルフを始めた。家族旅行でハワイを訪れた際に偶然ゴルフに接してから、プロゴルファーになる夢を育んできた。

2013年にプロ入りした和田章太郎は、2014年から主にJPGA下部ツアーのACNツアーを主戦場にプレーしてきた。2016年ACNツアー「LANDIC CHALLENGE 2016 DEUX・RESIA MANSION GOLF TOURNAMENT」で優勝を経験している。

2017年と2019年、2020~2021年にはレギュラーツアーで戦う。歴代最高成績は2021年「ゴルフパートナープロアマトーナメント」の4位タイ。

和田章太郎は「まずことし、KPGAツアーでプレーして韓国の選手たちと争えることができてうれしい。周りの選手や知人たちを通じてKPGAツアーについて聞いたし、本格的に韓国で活動をしたくてKPGAツアーのQTを受験することになった」と説明した。

続けて「KPGAツアーのコースがかなり挑戦的で難しいコースも多いと聞いた。ウェイトトレーニングと共に練習ラウンドをきちんとしながら準備してきた」と語った。

和田章太郎の今季の目標はKPGAツアー初優勝だ。

一方、日本の選手で今季KPGAツアー出場の権利を有するのは和田章太郎をはじめ、小木曽喬 (28)、平田憲聖(25)の3人だ。
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