韓候補はこの日、ソウル市ヨンドゥンポ（永登浦）区にある自身の‘国民優先キャンプ’の事務室で、尹前大統領の‘新党’創設について尋ねる記者たちの質問にこのように答えた。
国民の力予備選挙の競争力を問うと、韓候補は「国民の力の支持者の方たちも勝つ候補が誰で、なぜ、どのように勝たなければならないのかに集中していると思う。私たちが勝つ」と強調した。
続いて「戒厳によって行うことになった選挙である。戒厳を積極的に擁護したり、戒厳は大したことではないと言ったり、事実上擁護する人たちに国民は勝たせたくないだろう」と述べた。
韓候補は「弾劾に賛成する世論の比重が圧倒的に高い。国民の力が戒厳の海を堂々と、正面から越えてこそ勝利の道がある。これができるのはまさに私たちだ。それができる候補が（他に）いるなら言ってほしい」と述べた。
また「私は、国民の力は戒厳を直接阻止した政党だと言う。他の（候補の）方たちは（国民に）その話を申し上げることはできない」と指摘した。
韓候補はこの日、記者会見を開き、チョ・ギョンテ（趙慶泰）議員（当選6回）と元監査院長でもあるチェ・ジェヒョン（崔宰亨）元議員を共同選挙対策委員長に迎え入れたと明らかにした。
崔元議員は「韓候補と一緒に進むことにした。韓候補は与党代表として非常戒厳が宣布される混乱と急迫の中、憲法と法律が定めたシステムの中で収拾の道を歩んできた。韓候補は与党代表として非常に難しく大変な決定をしたが、国民の常識に合う正しい選択である」と述べた。
さらに「憲法裁判所の決定により与えられた現実のために新しい政治秩序、未来を開いていく時期だ。与党の一員として真剣な反省の土台として私たちが新しい出発をしなければならないということで韓候補と意見が一致した」と述べた。また「韓東勲大統領が当選すれば、第7共和国が誕生することになる。韓候補が課題を完遂できるよう、力を貸すことにした。旧時代の門番になるという韓候補と新しい時代を切り開く」と付け加えた。
一方、趙議員は「私にとって宿命のように重大な責務は韓東勲という新しく、断固として強くて温かな若い指導者を助け、憲法守護、法治安定、民生を守り、大韓民国が勝利するようにすることだ。韓候補と一緒に変化と革新をためらうことなく、過去にとどまらず、前だけを見ていく。前に進もう」と訴えた。
合わせて「韓候補と共に、世代と地域・性別の壁を私たちは分かれてしまった心を再び1つにする。国民は分けない。ひたすら統合する。奪われた保守政治を取り戻し、小さな希望を与える」と述べた。
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