現代自グループ、新たなハイブリッドシステム「TMED-2」を発表=韓国
現代自グループ、新たなハイブリッドシステム「TMED-2」を発表=韓国
現代自動車グループが、性能・燃費を向上させた次世代ハイブリッドシステム「TMED-2」技術を公開した。

パワートレインは、電気モーターの位置によりP0、P1、P2、P3、P4に分けられる。既存のシステムはP0とP2を合わせた方式だが、TMED-2は並列型の構造となっている。新たに開発した変速機の中に駆動および回生・制動を行う駆動モーター(P2)と、始動・発電・駆動力補助機能を担う新たなモーター(P1)を内蔵し、動力の性能と燃費を向上させた。変速がスムーズで、騒音や振動を低減する効果もある。

さらに同グループは、次世代ハイブリッドシステムのパワートレインとして初となる2.5Lターボハイブリッドエンジンを開発するとしている。大型スポーツタイプ多目的車(SUV)「パリセード2WD」を基準にすると、燃費は14.1キロメートル/1リットル、最高出力は334馬力、トルクは46.1キログラムフォースメートルとなる。

TMED-2は、小型車や大型車はもちろん高級車まで適用し、ハイブリッド車(HV)のフルラインアップを構築することを目指す。また2026年まで後輪駆動用の2.5ターボハイブリッドシステムを開発し、高級車「ジェネシス」の主要モデルに搭載していく予定だ。
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