蔚珍郡では、ある人物が地域内の2つのチキン店に、それぞれ80羽と40羽、あわせて120羽のチキンを注文しておきながら現れなかったという通報があった。
これを受けて、蔚珍郡は韓国外食業中央会の蔚珍郡支部を通じて、「ノーショー」被害防止のための案内メッセージを飲食店に送った。
郡の関係者によると、「被害が出たという報告があったから、注意喚起のためにメッセージを送った」という。「被害を防ぐには、予約時に前金を受け取ったり、直接会って身分を確認したりする必要がある」と話している。
先月、済州のベーカリーでも海兵隊の幹部を名乗る男がパン100個を注文したのに、店に現れなかった。
クァンジュ(光州)市西区では、公務員証まで見せて寿司約170万ウォン分を注文した男が、当日になっても姿を見せず、「自分が紹介するキョンギド(京畿道)の流通業者を通じて料理を送ってくれ」と言ってきたという。
この男は「配送に数十万ウォンかかるが、料理を受け取ったら一緒に払う」と言い、新手の詐欺手口だったことがわかった。
去年11月にもインチョン(仁川)の江華郡周辺の飲食店で、海兵隊幹部を名乗った人物が団体向けの料理を注文し、同じような手口で金をだまし取ろうとした事件があった。
警察はこうした「ノーショー詐欺」について、故意性があれば業務妨害などの容疑で立件する方針だ。業務妨害罪は、5年以下の懲役または1500万ウォン(約150万円)以下の罰金が科される可能性がある。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 88