ビットコイン(BTC)が8万8000ドルの抵抗線を突破するなど上昇傾向が続いている中、ニューヨーク株式が急落したのと対照的に、デカップリング(脱同調化)現象も続いている様子だ。

22日午前11時35分、コインマーケットキャップ基準でビットコイン価格は、前日同時間比0.87%上昇した8万8087ドル(約1237万円)だ。

前日、ビットコインは一時8万8400ドル線まで上昇した。しかし、現在は上昇分を一部戻した状態だ。8万8000ドルの抵抗線を突破した後、価格を一定時間維持しなければ上昇が続くという分析が出る。

暗号資産技術分析会社フェアリードストラテジーズのケイティ・ストックトン設立者はCNBCに「ビットコインが8万8200~8万8800ドル区間の主要抵抗帯を突破しなければ、追加上昇を続けることができる」と観測した。

一方、21日(現地時間)、ニューヨーク株式市場で3大指数がすべて急落した。これをめぐり、ビットコインと株式市場間のデカップリングが深化したという分析が出る。

この日、ドナルド・トランプ大統領がジェローム・パウエルFRB議長を相手に金利引き下げ圧力を継続し、米中央銀行の独立性に疑問が提起された影響で下落した。
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