キム・ペクジュンは20日、カンウォンド(江原道)チュンチョン(春川)市のLavie estbelle golf & resortで行われたKPGA(韓国プロゴルフ協会)ツアーシーズン開幕戦「DDB損害保険PROMY OPEN」(賞金総額10億ウォン/約1億円)最終日の第4ラウンドでトータル11アンダーを記録し、優勝賞金2億ウォン(約2000万円)を獲得した。
2打差の単独首位で最終ラウンドに入ったキム・ペクジュンは、8番ホールまでバーディーチャンスを生かすことができず、スコアが伸ばせない試合展開だったが、15番ホールで初バーディーを奪い、再び2打差の単独首位に躍り出たが、17番ホールで3パットをしてボギーで2位に1打差となってしまった。
しかし、最後の18番ホールでキム・ペクジュンはセカンドショットをカップ1.5メートル地点に落とし、バーディーパットを冷静に成功させ、優勝を決めた。
ことしで20回目を迎える同大会は、2023年のコ・グンテク(高君宅/25)、2024年のユン・サンピル(27)に続き、3年連続でプロ初優勝者を輩出した。
キム・ペクジュンは試合を終えた後「今シーズン3勝と大賞が目標だが、出だしがうまくいったのでうれしい。傲慢にならず、さらに努力して成長する選手になる」と覚悟を固めた。また「緊張はしたが『結果は天が決めてくれるものだからあまりジタバタせずに楽にしよう』と思って試合に臨んだ」として「試合が終わった今、とてもすっきりしている」と感想を明らかにした。
一方、2025シーズンのKPGAツアーシードを確保して出場した和田章太郎(29)は20位タイに終わった。試合後「今回の初試合に満足している。次のウリィ金融チャンピオンシップにも出場する」とコメントした。
また、今週は日本ツアーの「前澤杯 MAEZAWA CUP 2025」に出場するコ・グンテクは試合後、昨年ミズノオープンで単独2位となり、ことしは日本と韓国の両方で活動をする計画だとして「今回の大会はトップテンを目標に準備しており、ことしは日本ツアーの12試合以上に出場する」と伝えた。
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