具体的な訓練内容は公開されなかったが、核兵器が実際に使用された場合や、使用される恐れがある状況で軍事作戦を遂行する際に必要な知識と技術などに関する教育訓練が中心だったという。
韓国軍戦略司令部や国防部、韓米連合司令部などが参加した今回の演習には、米陸軍の専門家たちが出席した。
韓米の国防相は昨年10月、ワシントン郊外の国防総省で定例安保協議(SCM)を開き、今後の合同演習の際には北朝鮮の核使用への対応を含んだシナリオを含めることで合意。今回の演習はこの合意が反映されたものとみられる。
在韓米軍のブランソン司令官(韓米連合軍司令官兼務)は今月9日(現地時間)、米下院軍事委員会の公聴会に合わせて議員に提出した声明で、韓米が昨年、北朝鮮の核兵器高度化に対応し整備してきた新たな連合作戦計画に署名したと明らかにし、北朝鮮の大量破壊兵器とミサイル能力が次第に高度化している安全保障環境に対応するため、韓米連合司令部が武力衝突に先んじてより良く備えることができるようにする説明していた。
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