共に民主党の李在明大統領選予備選挙候補(写真=李候補のSNSから)
共に民主党の李在明大統領選予備選挙候補(写真=李候補のSNSから)
共に民主党のイ・ジェミョン(李在明)大統領選候補は22日、55回目の地球の日を迎え、2040年までに石炭発電を廃止すると明らかにした。また李候補は、電気自動車の普及拡大によりPM2.5を劇的に削減するとも明らかにした。

李候補はこの日SNSで「今日は55回目の地球の日」とし、「死にかけている地球を蘇(よみがえ)らせようと始まった記念日だが、我々の懸念は増していくばかりだ」と書き込んだ。

続けて「きょうの夕方、私と一緒にみんなで10分間電気を消して空の星を探してみよう」と述べ、「これからは本当に持続可能な韓国、きょうは地球を守るイ・ジェミョン」と付け加えた。

李候補は「環境を守るために今すぐできる案をまとめる」と明らかにした。

李候補は「世界非営利団体気候行動ネットワーク(CAT)が2024年11月に公開した気候変化対応指数(CCPI)で、韓国は67か国中63位だった」として「産油国を除いて最下位水準」と明らかにした。

さらに「気候危機は人間の生存問題になっているが、時間が経つほど状況は悪化し、危機を防ぐ時間も減っている」と述べた。

続けて「地球は未来の世代から借りてきたものだという考え方がある」として「ひとつだけの地球は私たちが暮らしている現在を越えて、私たちの子供たちと未来に影響を及ぼすため」と説明した。

李候補は温室効果ガスを削減することで「気候悪党国家」の汚名を返上すると強調した。

また、李候補は「2030年に温室効果ガス削減目標を達成し、2035年以降の削減ロードマップも速やかに再確立する」とし、「2028年に第33回気候変動協約当事国総会(COP33)の誘致で、環境分野でも韓国が世界の模範になるようイニシアティブをとっていく」と明らかにした。

さらに「国民が参加する炭素削減の実践に対して報奨金を提供する」として「韓国を脱プラスティックを先導する国家にする」と明らかにした。

また、「国家次元での脱プラスティックロードマップを作成する」として、「商品を包装せず中身だけを売ってゴミを減らすお店のように、国民が自発的に作っていく循環経済拠点のインフラ構築を支援する」と明らかにした。

李候補は中長期的にバイオプラスティック産業を育成し、生活の中の資源循環経済を作っていくと宣言した。

李候補は「PM2.5のない空を国民にお返しする」として、「2040年までに石炭発電を廃止し、電気自動車の普及拡大によりPM2.5を劇的に削減する」と明らかにした。

また「日本や中国などの周辺国ともPM2.5の低減のために協力する」とし、「朝鮮半島の生物の多様性を回復し、保護する」と述べた。

続いて「山火事が発生した地域の生物の多様性復元に集中する」とし、「陸地と海洋の生物多様性保護区域を段階的に拡大し、生物多様性委員会の機能を大幅に強化する」と明らかにした。
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