IMF、ことしの韓国の成長率を「2.0%」から「1.0%」に…大幅「下方修正」
IMF、ことしの韓国の成長率を「2.0%」から「1.0%」に…大幅「下方修正」
IMF(国際通貨基金)は、ことしの韓国の経済成長率見通しを2.0%から1.0%へと大幅に下方修正した。米国による無分別な関税賦課などの影響を踏まえてのことだとみられる。

「IMFは22日に発表した世界経済見通し(World Economic Outlook)で、ことしの韓国の実質国内総生産(GDP)成長率を1.0%に見通した」と韓国の企画財政部(省)が明らかにした。

一方、韓国銀行とOECD(経済協力開発機構)は「ことしの韓国の経済は1.5%成長する」と見通し、韓国政府とKDI(韓国開発研究院)はそれぞれ1.8%・1.6%と見通した。

またIMFは、来年の韓国の経済成長率見通しを2.1%から1.4%へと下方修正した。

IMFは今回の報告書で、韓国の成長率の下方修正に関して具体的な評価を盛り込むことはなかったが、対米・対中貿易依存度の高い韓国経済の構造を反映して、成長率を大幅に下方修正したものとみられる。

Copyrights(C) Herald wowkorea.jp 96