ロッテ免税店は2018年、オセアニア地域で免税店を拡大するため、豪州JRデューティフリーを買収し、豪州・ニュージーランドの5店舗を確保した。しかしこれまで数年間は固定費に対する実績の不振が続いて店舗を閉店し、ブリスベンやメルボルンの空港など主要な拠点中心へと集中する戦略を展開している。
海外だけでなく国内での店舗展開にも変化が生じている。2024年にはロッテワールドタワー店の面積を30%、またプサン(釜山)店も1フロアへ、それぞれ縮小した。ショールームの役割を果たしていた「ナウイン・ミョンドン(明洞)」も2024年末に閉店している。
ロッテ免税店のキム・ドンハ代表は「ボリューム中心の市場展開ではなく収益性中心の経営活動に集中する時。事業性を再検討し、ポートフォリオを調整して中長期的な成長基盤を整える」と強調した。
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