韓国の統計庁が23日に発表した「人口動向」によると、2月の出生数は2万35人で前年同月比622人(3.2%)増加した。月別の出生数は昨年7月から8カ月連続で増加している。2月の出生数が前年同月比で増加したのは2014年以来11年ぶり。増加幅は12年2月(2449人)以来13年ぶりの高水準となった。
◇韓国人枢機卿 次期ローマ教皇有力候補の一人に
ローマ教皇庁で韓国人として初めて聖職者省長官を務める兪興植(ユ・フンシク)枢機卿(73)が、イタリア主要紙コリエレ・デラ・セラが選んだ次期教皇の有力候補に挙がったことが分かった。同紙は22日(現地時間)、ローマ教皇フランシスコの死去を受けて実施される教皇選挙(コンクラーベ)を控え、12人の次期教皇有力候補を選定した。兪氏は1951年、忠清南道論山生まれ。韓国の大田教区長として南北交流に尽力し、4度にわたり北朝鮮を訪問した。2021年に聖職者省長官に抜擢され、22年に枢機卿に任命された。
◇飲酒運転で事故後「重ね飲み」 6月から処罰対象に
韓国で6月4日に改正道路交通法が施行され、今後、飲酒運転をして事故を起こして逃走し、改めて飲酒することで事故時の体内のアルコール濃度の証明を難しくするいわゆる「重ね飲み」に対する処罰が科される。ソウル警察庁が23日伝えた。「重ね飲み」により警察の体内アルコール濃度の測定を妨害すれば、1年以上5年以下の懲役、または500万ウォン(約50万円)以上2000万ウォン以下の罰金が科される。
◇平均寿命伸びた韓国人 老後に備え消費減少
韓国人の平均寿命が伸びたことで、可処分所得に対する消費の割合を示す平均消費性向が下がっていることが政府系シンクタンクの韓国開発研究院(KDI)の報告書で分かった。老後に備えて貯蓄を増やし、消費を減らす傾向にある人が増えていることを示している。報告書によると、韓国人の平均寿命は2004年の77.8歳から24年には84.3歳に伸びた。同期間、平均消費性向は52.1%から48.5%に下がった。
Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40