ジュニア氏の訪韓は第2次トランプ政権発足後初めて。滞在中、韓国主要10企業グループのトップをはじめとする財界関係者と面会する。一方、政官界の関係者との面会の予定はないという。
鄭会長はジュニア氏と親交が深く、韓国の財界からトランプ政権との懸け橋の役割を果たすよう要請を受けていたとされる。鄭氏は今月初め、フロリダ州パームビーチにあるトランプ大統領の私邸マールアラーゴを訪れ、韓国財界の要望を伝え訪韓を要請。ジュニア氏は快諾したという。
米国が関税政策を強化する中、尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の罷免により韓国首脳が実質的に不在の中、企業家の個人ネットワークに注目が集まる。
鄭氏とジュニア氏は個人的にも、同じキリスト教プロテスタントの信徒としても関係が深いとされる。
鄭氏は昨年12月、ジュニア氏の招きでマールアラーゴに6日間滞在し、同11月の大統領選で当選したトランプ氏とも面会している。
今年1月のトランプ大統領の就任式に合わせてワシントンを訪問した際には、ジュニア氏が鄭氏に政財界の有力者を引き合わせたという。
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