NCGの4回目の会合で記念撮影する韓国国防部のチョ・チャンレ国防政策室長(右)と米国防総省のアバクロンビー副次官代行(国防部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
NCGの4回目の会合で記念撮影する韓国国防部のチョ・チャンレ国防政策室長(右)と米国防総省のアバクロンビー副次官代行(国防部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓米首脳による2023年4月のワシントン宣言に基づき発足した、核戦略を定期的に話し合う核協議グループ(NCG)が第2次トランプ政権でも維持されることが23日、確認された。韓国国防部の関係者が聯合ニュースの取材に対し明らかにした。

 現在、日程を調整中で、早ければ6月に会合を開く可能性があるという。

 NCGは北朝鮮の核・ミサイル脅威に対応した拡大抑止強化のために韓国が米国の核運用に意見を伝えることができる2国間の協議体。

 バイデン前政権下で設置されたことから、トランプ政権がこれを維持しない可能性があるとの見方が一部で出ていた。軍当局は、国家間の合意により設置された協議体であるため、米国の政権交代の影響を受けず、これまで通り維持されると説明した。

 前回の4回目の会合はトランプ氏が就任する前の1月10日に米ワシントンで開催された。当初は昨年12月に開催される予定だったが、韓国で「非常戒厳」が宣言された影響で延期された。

 4回目の会合では、5回目の会合を韓国で開くと発表されたが、時期については明示されなかった。


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