共に民主党のイ・ジェミョン(李在明)大統領選予備候補が、24日から2日間の日程で「民主党の牙城」と呼ばれるホナム(湖南)を訪問し、地域の有権者らとのスキンシップを行う予定だ。

李候補はきょう(24日)の午前、チョルラブクト(全羅北道)セマングム33センターを訪れ、再生エネルギー懇談会を開催する。午後はクァンジュ(光州)、明日(25日)は全羅南道農業技術院を訪問し、1泊2日の日程を消化する。李候補はこの日程の間に全羅道地域の公約を発表するなど、全羅道の住民の支持を訴えるものとみられている。

李候補は先週末、チュンチョンド(忠清道)とヨンナム(嶺南)圏の予備選挙を合算して89.56%の累積得票率を記録し、「李在明大勢論」を確固たるものとした。共に民主党の巡回選挙が折り返し地点を過ぎた現在の状況で、90%近い累積得票率を見せている李候補が大統領選候補に確定しそうな情勢だ。キョンサンド(慶尚道)地域の予備選挙では90.81%の得票率を記録したが、共に民主党の票田である全羅道でこの得票率を超えるかどうかに関心が集まっている。

共に民主党は予備選挙最終日の27日、湖南・首都圏・カンウォンド(江原道)・チェジュド(済州道)での予備選挙の結果を合わせた権利党員の投票50%と国民世論調査の50%を合算し最終結果を発表する。過半数の得票者が出た場合、その場で大統領選候補が確定する。

一方で、党内予備選挙のライバルであるキム・ドンヨン(金東兗)候補とキム・ギョンス(金慶洙)候補はすでに全羅道地域に対する公約を出し、全羅道の地域住民に支持を訴えている。金東兗候補は21日、光州事件の精神を憲法に盛り込むことと、湖南地域の交通網の構築などを約束した。金慶洙候補は22日、民主党候補の中で最も早く全羅道を訪れ、党内選挙で掲げている「地域格差のない均衡を保った発展」と「5大圏域別メガシティーの造成」を強調した。
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