韓国半導体大手のSKハイニックス=(聯合ニュース)
韓国半導体大手のSKハイニックス=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国半導体大手のSKハイニックスが24日発表した1~3月期の連結決算(速報値)によると、本業のもうけを示す営業利益は7兆4405億ウォン(約7460億円)で、前年同期に比べ157.8%増加した。韓国金融経済情報メディアの聯合インフォマックスが取りまとめた市場予想の6兆7542億ウォンを10.2%上回った。HBM(広帯域メモリー)の第5世代に相当する「HBM3E」の販売好調などが後押しした。

 売上高は17兆6391億ウォンで前年同期比41.9%増となった。純利益は8兆1082億ウォンで323%増えた。

 今回の売上高と営業利益(四半期ベース)は、過去最高だった昨年10~12月期に次ぐ高水準だ。1~3月期ベースでは過去最高となる。

 同社は「人工知能(AI)の開発競争と在庫確保の需要などでメモリー市場が予想より早く改善した」とし、「HBM3EやDDR5型など高付加価値製品の販売を拡大した」と説明した。


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