フォーラムの参加者ら=24日、ソウル(聯合ニュース)
フォーラムの参加者ら=24日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国国家基幹ニュース通信社の聯合ニュースと国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は24日、ソウル市内の聯合ニュース本社でアフリカの難民問題の解決策を模索する国際フォーラムを共催した。

 

 「紛争・離散・偏見を超えて希望を分かち合う未来」をテーマに開かれたフォーラムでは、紛争や気候変動により国境を越えざるを得ない難民の実態を点検し、メディアの役割にスポットを当てた。

 聯合ニュースの黄大一(ファン・デイル)社長は開会あいさつで「きょう導き出されたさまざまな提言が国内外で深い共感を呼び、アフリカの痛みを癒やすのに大きく寄与することを希望する」と述べた。

 UNHCR韓国代表部のキム・セリョ代表は「政府と国際機関、学界、メディアなど社会的なアプローチによる協力と持続的な人道支援が必須」と強調した。

 フォーラムには国会アフリカフォーラム事務局長で外交統一委員会の与党幹事を務める旧与党「国民の力」の金健(キム・ゴン)国会議員、金鈴彩(キム・ヨンチェ)韓国・アフリカ財団理事長をはじめアフリカ研究機関、国際非政府組織(NGO)、財界、政府などから約100人が参加した。

 聯合ニュースは昨年11月、韓国メディアとして初めてアフリカ専門の公的機関「ウブントゥ推進団」を新設し、韓国社会におけるアフリカへの認識を深めるために努力している。 


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